テレビショッピングには様々な形式が存在しますが、大きく分けると以下の2パターンとなります。

 キー局や地方局等のテレビ局が、独自に通販番組を企画・制作し、番組制作費はテレビ局側が負担するが、売上に対する販売マージンをテレビ局に支払う。
 24時間放送のテレビ通販専門チャンネルも同様。

 メーカーや企画会社が、オリジナルのテレビ通販番組を企画・制作し、テレビ局から放送枠を購入する。制作コストが必要となるが、全売上は自社のものとなる。
 企画会社制作では、複数の商品を扱うこともある。

①テレビ局のコールセンターにて注文を受付。
②受注数量分をテレビ局から商品納入会社に発注。
③商品納入会社からテレビ局の物流倉庫に納品。
④テレビ局の物流センターからお客様へ個別発送。
 ※産地直送の場合など例外あり。

①自社で専用の受付窓口を設けて注文を受付。
②自社で受注・発送を管理。
③自社の物流センターからお客様へ個別発送。
※企画会社の制作番組のとき、企画会社が管轄の物流センターへ一括納品の場合あり。

●テレビショッピングでの販売が初めてである。
●商品やブランドの知名度がない。
●あまり初期費用をかけられない。

●ある程度の商品やブランドの知名度がある。
●これまでにある程度の売上実績がある。
●資金が豊富で初期投資に勝る売上が見込める。

 芸能人や局アナを起用し、デモンストレーターの商品説明に対しての共感や驚きのリアクションにより、商品の優位性をアピールするのが、一般的なスタイル。
 番組の訴求方法・演出方法はテレビ局の方針が優先され、放送した映像は二次使用できない。

 自社で数分~30分程度の番組を企画し、撮影・編集を経て、オリジナルの番組映像を制作する。自社の予算で制作するため、内容に関する自由度は高く、放送した映像は二次使用が可能である。
 企画会社制作でも、番組内容をある程度指定可能。

 総売上額からテレビ局の販売マージンを差引いた額が売上となり、そのマージン率の設定は商品カテゴリーや販売価格等により異なり、その都度交渉となる。
 送料はテレビ局指定の物流倉庫への送料のみ負担。

 全てが自社の売上で、初期費用を償却後は利益率が増加する。番組枠の購入費は放送の度に必要だが、映像制作費は、再利用ができて償却可能である。
 送料は自社の都合に合わせて決定できる。

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